メンバー : 伊藤進一 : 自己紹介
伊藤進一 Shin-ichi Ito
自己紹介
- 所属 : 東京大学 大気海洋研究所 海洋生命システム研究系 海洋生物資源部門 環境動態分野
- 研究テーマ : 海洋環境が海洋生物資源変動に与える影響の解明
- 出身地 : 東京都
- 出身高校 : 芝高等学校
- 出身大学 : 北海道大学
- 私の指導教官はこんな人だった
- 私も昔はアーチャーだった(北大洋弓部)
- 研究テーマ : 海洋環境が海洋生物資源変動に与える影響の解明
略歴
- 平成07年03月 北海道大学大学院理学研究科地球物理学専攻博士後期課程修了
- 平成07年03月 博士(理学)取得
- 平成07年04月 水産庁東北区水産研究所海洋環境部研究員
- 平成10年10月 水産庁東北区水産研究所混合域海洋環境部配置換
- 平成12年04月 水産庁東北区水産研究所混合域海洋環境部主任研究官
- 平成13年04月 独立行政法人水産総合研究センター東北区水産研究所混合域海洋環境部主任研究官
- 平成14年08月 独立行政法人水産総合研究センター東北区水産研究所混合域海洋環境部海洋動態研究室室長
- 平成23年04月 独立行政法人水産総合研究センター東北区水産研究所資源海洋部海洋動態グループ長
- 平成26年07月 東京大学大気海洋研究所海洋生命システム研究系海洋生物資源部門環境動態分野教授
- 現在に至る
- 平成07年03月 博士(理学)取得
賞罰
- 令和02年04月 水産海洋学会論文賞(共著)
- "Projections of nutrient supply to a wakame (Undaria pinnatifida) seaweed farm on the Sanriku Coast of Japan" published in Fish. Oceanogr., 2018, 27, 323–335. by Kakehi S., K. Naiki, T. Kodama, T. Wagawa, H. Kuroda and S. Ito
- 平成27年03月 3rd International Symposium on Effects of Climate Change on the World's Oceans "Best Presentation Award"
- title:Importance of advection to form a climate and ecological hotspot in the western North Pacific
- authors: Shin-ichi Ito, Taku Wagawa, Shigeho Kakehi, Takeshi Okunishi and Daisuke Hasegawa
- PICES Ocean Monitoring Service Award (POMA) (グループ対象) for "A-line Monitoring Program" (2013)
- 平成25年03月 水産海洋学会論文賞(共著)
- "A modeling approach to evaluate growth and movement for recruitment success of Japanese sardine (Sardinops melanostictus) in the western Pacific" published in Fish. Oceanogr., 2012, 21, 44–57. by Okunishi T., S. Ito, D. Ambe, A. Takasuka, T. Kameda, K. Tadokoro, T. Setou, K. Komatsu, A. Kawabata, H. Kubota, T. Ichikawa, H. Sugisaki, T. Hashioka, Y. Yamanaka, N. Yoshie and T. Watanabe.
- 平成24年03月 水産海洋学会宇田賞
- 「黒潮・親潮混合水域の環境変動のメカニズムと魚類資源に及ぼす影響に関する研究」
- 平成22年10月 PICES2010 "Science Board Best Presentation Award"
- 平成21年10月 PICES2009 "MONITOR Committee Best Presentation Award"
- 平成17年01月 全国水産試験場長会賞受賞
- 平成21年10月 PICES2009 "MONITOR Committee Best Presentation Award"
- 「統計的水温予測手法の開発と漁海況情報の高度化」(東北ブロック海況解析グループ)
編集
- Editor Asia of "Fisheries Oceanography" (2017-2021)
- Associate Editor of "Progress in Oceanography" (2017-Current)
- Guest editor of Journal of Oceanography Spcecial Section on "Ocean Mixing Processes, Impact on Biochemistry, Climate and Ecosystem"
- Guest editor of Progress in Oceanography Spcecial Issue on "Modeling and observational approaches to understanding marine ecosystem dynamics"
- Guest editor of ICES Journal of Marine Science Special Issue on "Climate Change Effects on Fish and Fisheries: Forecasting Impacts, Assessing Ecosystem Responses, and Evaluating Management Strategies"
- Guest editor of Ecological Modelling Special Issue on “NEMURO (North Pacific Ecosystem Model for Understanding Regional Oceanography) and NEMURO.FISH (NEMURO for Including Saury and Herring) Modeling of North Pacific Marine Ecosystems”
- Guest editor of Journal of Marine Systems Special Issue on “Observation and Modeling of the Ocean Circulation and Marine Ecosystem for CREAMS/PICES”
- Associate Editor of "Progress in Oceanography" (2017-Current)
Membership of Academic Societies
Committees
- 2019-2020年度, 日本海洋学会 副会長
- 2018-19年度, 水産海洋学会 学会賞受賞候補推薦委員会
- 2017-2020年度, 水産海洋学会 国際誌委員長
- 2016-2019, member of PICES WG-35 "Third North Pacific Ecosystem Status Report (WG-NPESR3)"
- 2016-2019年度, 日本地球惑星科学連合 顕彰委員会委員
- 2016-2021年度, 日本地球惑星科学連合 大気水圏科学セクションボードメンバー
- 2016年度, 水産海洋学会 学会賞受賞候補推薦委員長
- 2015-2019, Co-chair of ICES/PICES S-CCME "Section on Climate Change Effects on Marine Ecosystems"
- 2015-2018年度, 日本海洋学会 幹事
- 2015年度, 水産海洋学会 学会賞受賞候補推薦委員会
- 2015-2020年度, 水産海洋学会 理事
- 2015-2016年度, 水産海洋学会 事業委員長
- 2014, member of PICES FUTURE Evaluation Panel.
- 2012-2013年度, 水産海洋学会 学会賞受賞候補推薦委員会
- 2011-2016, member of PICES WG-27 "North Pacific Climate Variability and Change"
- 2011-2016, member of PICES WG-29 "Regional Climate Modeling"
- 2011-現在, member of ICES/PICES S-CCME "Section on Climate Change Effects on Marine Ecosystems"
- 2011-2014年度, 水産海洋学会 幹事
- 2011-2012年度, 水産海洋学会 常任幹事
- 2011-現在, 日本海洋学会 評議員
- 2010-2016, Co-Chair, IMBER-ESSAS (Ecosystem Studies of the Sub-arctic Seas) “Modeling Ecosystem Responses” working group
- 2009-2014, member; SOFE-AP (FUTURE Advisory Panel on Status, Outlooks, Forecasts, and Engagement)
- 2008-2011, member; Joint PICES/ICES Working Group on "Forecasting Climate Change Impacts on Fish and Shellfish" (FCCIFS)
- 2007-2009, Co-Chair, GLOBEC-ESSAS (Ecosystem Studies of the Sub-arctic Seas) “Modeling Ecosystem Responses” working group
- 2006-2008, member, PICES Future Integrative Scientific Programs Writing Team
- 2005-2007, 水産海洋学会 幹事
- 2004-現在, Member, PICES/POC (Physical Oceanography and Climate Committee)
- 2003-2016, 水産海洋学会 事業委員
- 2003-現在, 日本海洋学会 教育問題研究会委員
- 2002-2006, Co-Chair, PICES Model Task Team
- 2006-2009, Member, PICES Model Task Team
- 2002-2007, Member, PICES/CCCC (Climate Change and Carrying Capacity Program Executive Committee)
- 2002-2003, Member, PICES/NEXT
- 2018-19年度, 水産海洋学会 学会賞受賞候補推薦委員会
プロジェクト
- 2019-2021年度, 文部科学省・科学研究費補助金 基盤研究(B)「窒素安定同位体比を用いて海洋生物の回遊経路を解明する」分担者
- 日本財団FSI基金「海洋プラスチック対策プロジェクト」分担者
- 2018-2020年度, 文部科学省・科学研究費補助金 基盤研究(A)「魚類成長-回遊モデルを用いたカタクチイワシの生活史戦略の解明」[link]代表
- 2015-2019年度, 文部科学省・科学研究費補助金 新学術領域研究「海洋混合学の創設:物質循環・気候・生態系の維持と長周期変動の解明」[link]
- 日本財団FSI基金「海洋プラスチック対策プロジェクト」分担者
- 計画班「水産生物の環境履歴と水産資源変動」代表
- 総括班 分担者
- 2015年度 農林水産省 食料生産地域再生のための先端技術展開事業「天然資源への影響を軽減した持続的な漁業・養殖業生産システムの実用化・実証試験」
- 中課題「沖合・沿岸海洋環境情報統合システムの実証研究」担当
- 2013-2016年度, 文部科学省科学研究費補助金基盤研究(A)「表層と中層を繋ぐ北太平洋の子午面循環:その三次元構造と変動メカニズムの新たな描像」分担者
- 2013-2017年度, 農林水産省 気候変動に対応した循環型食料生産等の確立のためのプロジェクト「漁業・養殖業に係る気候変動の影響評価」
- 小課題「黒潮から親潮域における低次生態系モニタリングと小型浮魚類漁業への温暖化影響評価」代表(2013-2014年度)
- 小課題「東シナ海域における低次生態系モニタリングと影響評価」担当(2013-2017年度)
- 2012-2013年度 農林水産省 食料生産地域再生のための先端技術展開事業「天然資源への影響を軽減した持続的な漁業・養殖業生産システムの実用化・実証試験」
- 中課題「沖合・沿岸海洋環境情報統合システムの実証研究」代表
- 2011-2013年度, 放射能物質影響解明調査事業
- 小課題「福島県周辺海域における放射性セシウム等移行過程の把握」担当
- 2012-2014年度, 海洋生態系の放射性物質挙動調査事業
- 中課題「福島海域からの放射性物質の輸送過程の把握」の小課題「放射性物質輸送プロセス解明のための沿岸域底層環境実態計測」担当
- 中課題「福島海域からの放射性物質の輸送過程の把握」の小課題「沿岸海域における放射性物質動態モデルの構築」代表
- 中課題「マダラ・ヒラメ等底魚類の移動生態の解明」担当
- 中課題「福島海域からの放射性物質の輸送過程の把握」の小課題「沿岸海域における放射性物質動態モデルの構築」代表
- 2011年度, 種苗発生状況等調査事業 種苗発生状況緊急調査
- 「カキ海域環境情報調査」代表
- 「ホタテ海域環境情報調査」代表
- 「ホヤ海域環境情報調査」代表
- 「ホタテ海域環境情報調査」代表
- 2011-2013年度, 農林水産省 農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業「猛暑時のホタテガイへい死率を低減する養殖生産技術の開発」
- 中課題「水温予測技術の開発」代表
- 2011年度, 東日本大震災による津波の漁場環境および漁業生産への影響調査
- 漁場環境・保全チーム代表
- 2011-2012年度, 農林水産省 気候変動に対応した循環型食料生産等の確立のためのプロジェクト「地球温暖化が水産分野に与える影響評価と適応技術の開発」
- 小課題「海洋生態系モデルを用いた餌料環境と浮魚類の温暖化影響評価モデルの開発」代表
- 小課題「親潮・混合域の低次生態系モニタリングと影響評価」担当
- 2010-2014年度, 新学術領域研究「気候系のhot spot:熱帯と寒帯が近接するモンスーンアジアの大気海洋結合変動」
- 領域「黒潮・親潮続流域における相互作用の現場観測」分担者
- 2010年度, 農林水産省 農林水産分野における地球温暖化対策のための緩和及び適応技術の開発「地球温暖化が水産分野に与える影響評価と適応技術の開発」
- 小課題「海洋生態系モデルを用いた餌料環境と浮魚類の温暖化影響評価モデルの開発」代表
- 小課題「親潮・混合域の低次生態系モニタリングと影響評価」担当
- 2008-2010年度, 水産総合研究センター運営費交付金プロジェクト研究「わが国沿岸周辺域の高解像度生態系予測システムの開発」
- 「沿岸周辺域の低次生態系モデルの開発」推進リーダー
- 2008-2011年度, 農林水産省「環境変動に伴う海洋生物大発生の予測・制御技術の開発」 研究課題「魚種交替の予測・利用技術の開発」
- 実行課題「仔稚魚生残過程の変動による魚種交替モデル構築」担当
- 2007-2011年, 文部科学省科学研究費補助金基盤研究(B)「直接現場観測による黒潮続流前線−亜寒帯前線間海域の混合層形成過程の実態解明」課題代表
- 2006-2009年度, 農林水産省「地球温暖化が農林水産業に及ぼす影響評価と緩和及び適応技術の開発」
- 小課題「沖合域における海洋生態系モデルの高度化と水産業への温暖化影響評価技術の開発」代表
- 小課題「親潮域・混合域における海洋環境と低次生態系のモニタリングと影響評価」担当
- 2005-2006年, Asia Pacific Network for Global Change Research (APN)
- CAPaBle Programme "Toward quantitative understanding of natural fluctuations of marine coastal fisheries of sardines and anchovies and their impact on fishing-dependent human communities"担当者
- 2004-2006年度, 水産総合研究センター運営費交付金プロジェクト研究「太平洋およびわが国周辺の海況予測モデルの開発」
- プロジェクト事務局
- 2002-2006年度, 「海洋生物資源の変動要因の解明と高精度変動予測技術の開発」
- 「海洋生物資源利用のための生態系変動モニタリングシステムの開発」担当
- 2002-2005年度, 農林水産省「地球温暖化が農林水産業に及ぼす影響の評価及び対策技術の開発」
- 小課題「親潮域・混合域における低次生態系モニタリング」代表
- 小課題「温暖化がプランクトン生態系に及ぼす影響の評価と予測技術の開発」担当
- 小課題「温暖化が魚類の漁業生産に及ぼす影響の評価と予測技術の開発」担当
- 小課題「温暖化がプランクトン生態系に及ぼす影響の評価と予測技術の開発」担当
- 2001-2005年度, データベース・モデル協調システムの開発
- 「リアルタイム海況データマイニングシステムの開発」代表
- 1997-2001年度, 環境変動が生物生産力と漁業資源に及ぼす影響の解明
- 小課題「海洋生物モデルを用いた混合水域での植物・動物プランクトンの増殖に関する物理的効果の算定」担当(1997-2001年度)
- 動植物プランクトンバイオマスの変動予測モデルの開発(2000-2002)代表
- 1997-2001年度, 科学振興調整費 北太平洋亜寒帯循環と気候変動に関する国際共同研究
- プロジェクト事務局 (2000-2001年度)
- 「衛星観測による親潮モニタリングに関する研究」担当