海洋生態系変動の謎に挑む

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地球温暖化は海洋生態系や水産資源にどのような影響を与えるのか?
マイワシの大規模な資源変動はなぜ起こるのか?
エチゼンクラゲの大量発生の要因は何か?
黒潮が持つ生物地球化学的意味とは何か?
波浪が海洋表層の生物生産に果たす役割とは?
震災は三陸沿岸域の海洋環境をどのように変えたのか?

海は身近な存在で豊かな恵みをもたらしてくれますが、時として牙をむき大きな災害をもたらします。身近な存在でありながら多くの謎に包まれた海。研究室では、最先端のモデルと観測から海洋生態系の変動メカニズムの解明に挑んでいます。また、2011年3月の震災が三陸沿岸域の海洋環境に与えた影響を調べて、地域漁業の早期復興に貢献するため、研究室では、岩手県大槌湾内に観測ブイを係留・設置して風、波浪、水質のリアルタイムモニタリングを実施しています(大槌湾モニタリングのページ)。

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記事一覧

2018年7月30日~31日
東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センターの共同利用研究「沖合から伝播して来るうねり性波浪が大槌湾内の物質循環に与える影響の解明および海鳥を用いた波浪観測システムの精度検証 (代表:小松幸生)」の一環として、博士課程2年の薬師寺雄樹さん、修士課程2年の藤井孝樹さんと大槌湾内における船底防汚物質等の有害化学物質の底泥中の分布調査を行いました。また、7月9日に設置したGPS波浪ブイの回収を行いました(写真はこちら)。
2018年7月9日
東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センターの共同利用研究「沖合から伝播して来るうねり性波浪が大槌湾内の物質循環に与える影響の解明および海鳥を用いた波浪観測システムの精度検証 (代表:小松幸生)」の一環として、現在開発中の大槌湾内波浪予測モデルの精度検証のため、湾内赤浜沖の海象いかだのそばにGPS波浪ブイを係留設置し、湾奥部の波浪連続観測を開始しました(写真はこちら)。
2018年4月24日~26日
メキシコ・ラパス市で開催された2018 Pacific Transitional AreaSymposiumにおいて、博士課程3年の坂本達也さんが「Reproducing migrationhistory of Japanese sardine using otolith δ18O and a data assimilationmodel」の演題で口頭発表を行いました。
2018年4月15日~20日
台湾・基隆市で開催された6th International Otolith Symposiumin Taiwan 2018において、博士課程3年の坂本達也さんが「Reproducing migrationhistory of Japanese sardine using otolith δ18O and a data assimilationmodel」の演題で口頭発表を行い、口頭発表賞を受賞しました。
2018年4月10日
小松幸生准教授が主担当の東京大学大学院新領域創成科学研究科自然環境学専攻の選択必修科目 (コア科目) 「大気海洋論」が開講しました。この講義は、小松幸生准教授と東京大学大気海洋研究所の今須良一教授、道田豊教授によって行われ、この中で小松幸生准教授は「基礎論」を担当し、大気と海洋の諸現象の理解に必要な重要な基礎的事項について、ユニークな授業を展開しています。
2018年4月1日
研究室の新しいメンバーとして、東京大学大学院新領域創成科学研究科自然環境学専攻修士課程1年の尾松弘崇さんと黒山真由美さんが加わりました。
2018年3月22日
修士課程2年の峯俊介さんが、大学院新領域創成科学研究科自然環境学専攻の修士課程を修了し、修士(環境学)の学位記を授与されました。
2018年2月20日
小松幸生准教授が、水産庁補助事業「大型クラゲ国際共同調査」平成29年度成果報告会および事業評価会議に外部専門委員として参加しました。
2018年2月11日
小松幸生准教授が、大気海洋研究所のイベント、さいえんす寿司BAR第6回「海鳥に期待!海上の風・波・流れを測る」に出演し、「海鳥と挑む海の波の不思議」と題して、波浪研究の現状と海鳥を使った今後の研究展開について講演を行いました。
2018年1月21日
NHKの番組「サイエンスZERO 巨大海流黒潮」において、黒潮北縁域の栄養塩供給に関して小松幸生准教授が出演しました。
2017年12月30日
TV朝日のニュース番組「スーパーJチャンネル」において、9月に実施した新青丸航海の様子が放映されました。
2017年12月11日~12月12日
東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センターの共同利用研究「沖合からの波浪と海流が大槌湾内の物質循環に与える影響の解明および海鳥を用いた海象・気象観測システムの精度検証 (代表:小松幸生)」の一環として、博士課程1年の薬師寺雄樹さんと大槌湾内における船底防汚物質等の有害化学物質の分布調査を行いました。
2017年11月19日
博士課程2年の坂本達也さんが、水産海洋学会2017年度研究発表大会において若手優秀講演賞を受賞しました。
2017年11月17日~19日
広島市で開催された水産海洋学会2017年度研究発表大会において、博士課程2年の坂本達也さんが「カリフォルニアマイワシの仔稚魚期の回遊と水温-成長関係」の題目で、修士課程2年の峯俊介さんが「黒潮による黒潮続流域表層への栄養塩輸送について」の題目で、小松幸生准教授が「大槌湾内水塊の短周期変動特性」の題目で口頭発表を行いました。
2017年10月23日
東京大学大気海洋研究所において、戦略的創造研究推進事業(CREST)「サイバーオーシャン:次世代型海上ナビ機構」のミーティングが開催され、小松幸生准教授が参加して、海鳥観測システムの精度検証の進捗状況と今後の課題について講演しました。
2017年10月14日
NHKの番組「サイエンスZERO 異常気象に立ち向かえ 異分野からの挑戦!」において、9月に実施した新青丸航海の様子が放映されました。
2017年10月13日~17日
仙台国際センターで開催された日本海洋学会2017年度秋季大会において、修士課程2年の峯俊介さんが「黒潮・黒潮続流域における表層への栄養塩輸送量の見積もり(I)」の演題で、小松幸生准教授が「黒潮域における水平拡散係数のスケール依存性」の演題で口頭発表を行いました。また、特任研究員の樋口富彦さんが「マサバ耳石の酸素同位体分析による環境履歴推定」の演題でポスター発表を行いました。
2017年10月11日~12日
水産研究・教育機構の東北区水産研究所で開催された文科省プロジェクト「我が国の魚類生産を支える黒潮生態系の変動機構の解明」の中間推進会議に小松幸生准教授が参加しました。
2017年9月27日
小松幸生准教授が、東京大学農学生命科学研究科水圏生物学専攻の講義科目「水産海洋学」の2回分を担当しました。「海の流れとその影響」と題して、海の流れの基本的な事項(流れの成因と種類、分布、強度、移流と拡散)及び水産学との関連(生物の輸送・分布や栄養塩の供給プロセス)について話をしました。
2017年9月5日~9月17日
東北海洋生態系調査研究船「新青丸」のKS-17-10次航海「外洋域における海面直上の海上風と波浪の現場観測システムの構築による海面抵抗係数と波浪の関係解明(代表者:小松幸生)」に小松幸生准教授と修士課程1年の藤井孝樹さんが乗船参加しました(航海の様子はこちら)。本航海では、昨年の航海に引き続き、佐藤克文教授と共同で、GPSや各種モーションセンサ等の小型センサを取り付けたオオミズナギドリを沖合から放鳥して、海上風、波浪、表面流を海鳥によって自動計測するシステムの精度検証を実施しました。また、CREST課題で新規に開発した多項目ブイを船尾から係留して海面直上風と波浪を同時計測し、海面抵抗係数と波浪の関係解明に必要なデータを取得しました。その他、大気海洋間の乱流フラックス観測(京大理学研究科)、海底境界流観測(東大大気海洋研)などを実施しました。台風18号の発生に伴い入港日が1日早まりましたが、航海の前後に台風に挟まれて、航海中は天候に恵まれ、ほぼ計画通りの充実した航海となりました。
2017年8月28日~8月29日
東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センターの共同利用研究「沖合からの波浪と海流が大槌湾内の物質循環に与える影響の解明および海鳥を用いた海象・気象観測システムの精度検証 (代表:小松幸生)」の一環として、博士課程1年の薬師寺雄樹さんと大槌湾内における船底防汚物質等の有害化学物質の分布調査を行いました(分布調査の様子はこちら)。今回は、CTDと採水調査に加えて、G.S.型表層採泥器(通称、アシュラ採泥器)を用いて底質のコアサンプリングも実施しました。今後、得られた試料の化学分析を行う予定です。
2017年8月25日
樋口富彦特任研究員がクリタ水・環境科学研究優秀賞を受賞しました。受賞記念講演のテーマは「水環境が造礁サンゴの白化と回復過程に及ぼす影響」です。
2017年8月22日~8月25日
小松幸生准教授が、神奈川県平塚沖合にある東京大学平塚沖総合実験タワーを利用して、昨年度開始した戦略的創造研究推進事業(CREST)の課題「サイバーオーシャン:次世代型海上ナビ機構」で新規に開発した多項目ブイの精度検証実験を行いました (検証実験の様子はこちら)。実験タワーの超音波波高計と超音波流速計のデータ、今回の実験のためにタワー下部の架台に設置した超音波風速計のデータと比較することで、多項目ブイの波浪、流速、風速データを検証する予定です。