海洋生態系変動の謎に挑む

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地球温暖化は海洋生態系や水産資源にどのような影響を与えるのか?
マイワシの大規模な資源変動はなぜ起こるのか?
エチゼンクラゲの大量発生の要因は何か?
黒潮が持つ生物地球化学的意味とは何か?
波浪が海洋表層の生物生産に果たす役割とは?
震災は三陸沿岸域の海洋環境をどのように変えたのか?

海は身近な存在で豊かな恵みをもたらしてくれますが、時として牙をむき大きな災害をもたらします。身近な存在でありながら多くの謎に包まれた海。研究室では、最先端のモデルと観測から海洋生態系の変動メカニズムの解明に挑んでいます。また、2011年3月の震災が三陸沿岸域の海洋環境に与えた影響を調べて、地域漁業の早期復興に貢献するため、研究室では、岩手県大槌湾内に観測ブイを係留・設置して風、波浪、水質のリアルタイムモニタリングを実施しています(大槌湾モニタリングのページ)。

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記事一覧

2024年3月21日
 修士課程2年のゴン含遠さんが、大学院新領域創成科学研究科自然環境学専攻の修士課程を修了し、修士(環境学)の学位記を授与されました(写真はこちら)。
2024年2月18日
 新領域創成科学研究科自然環境学専攻の進学相談会の一環として、研究室の進学相談会をオンラインで開催しました。
2024年2月8日
 小松幸生准教授が、水産庁補助事業「大型クラゲ国際共同調査」の令和5年度成果報告会および事業評価会議に外部専門委員として参加しました。
2024年1月25日
 大学院修士課程2年のゴン含遠さんが、令和5年度新領域創成科学研究科自然環境学専攻の修士論文研究発表会において、「三陸沖合域における波浪の極端現象の発生過程について」の題目で発表を行いました。
2023年12月20日~21日
 修士課程2年のゴン含遠さんが、九州大学応用力学研究所の研究集会「日本周辺海域の海況モニタリングと波浪計測に関する研究集会」において「三陸沖合域における波浪の極端現象の発生過程について」の演題で口頭発表を行いました。
2023年12月4日~5日
 東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センターの共同利用研究「海表面おける波浪と生態系間の影響関係の実態解明に向けた観測手法の開発(代表:小松幸生)」の一環として、修士課程2年のゴン含遠さんと小松幸生准教授が、岩手県大槌湾内に係留中の高周波超音波流速計の回収を行いました。
2023年9月22日
 博士課程3年の王業浩さんが、東京大学大学院新領域創成科学研究科自然環境学専攻の博士課程を修了(秋入学、秋修了)し、博士(環境学)の学位を授与されました(写真はこちら)。博士論文のタイトルは、Microplastic distribution and transport mechanisms in a rural semi-closed estuary(非都市圏の半閉鎖性エスチュアリにおけるマイクロプラスチックの分布と輸送機構)です。
2023年6月5日
 東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センターの共同利用研究「海表面おける波浪と生態系間の影響関係の実態解明に向けた観測手法の開発(代表:小松幸生)」の一環として、修士課程2年のゴン含遠さんと小松幸生准教授が、岩手県大槌湾内に高周波超音波流速計の係留を行いました(写真はこちら)。
2023年5月23日
 小松幸生准教授が、水産庁補助事業「大型クラゲ国際共同調査」の令和5年度推進検討会議に外部専門委員として参加しました。
2023年5月19日
 科学研究費挑戦的研究(萌芽)「無人潜水機を用いた外洋域表層環境の微細スケール構造の実態解明」の一環として、小松幸生准教授が、岩手県大槌湾内において水中ドローンSEASAMとSEASAM-Navigatorの連携運用による海洋表層微細構造の自動連続観測の試験を行いました(写真はこちら)。
2023年5月12日
 東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センターの共同利用研究「海表面おける波浪と生態系間の影響関係の実態解明に向けた観測手法の開発(代表:小松幸生)」の一環として、小松幸生准教授が、2023年2月6日に岩手県大槌湾内に係留設置した高周波超音波流速計を回収しました。
2023年4月23日
 博士課程3年の王業浩さんの主著論文 "Dynamics of microplastic transport and accumulation in a rural coastal area: Insights from the Otsuchi Bay, a small ria in Sanriku, Japan" が Regional Studies in Marine Science誌のオンライン版に掲載されました。
2023年4月11日
 小松幸生准教授が主担当の大学院新領域創成科学研究科自然環境学専攻の選択必修科目 (コア科目) 「大気海洋論」が開講しました。
2023年4月1日
 研究室の新しいメンバーとして、東京大学大学院新領域創成科学研究科自然環境学専攻修士課程1年の菅原茉穂さんが加わりました。
2023年3月23日
 修士課程2年の富田博隆さんが、大学院新領域創成科学研究科自然環境学専攻の修士課程を修了し、修士(環境学)の学位記を授与されました。なお、富田さんは、修士論文研究において最優秀の成績を収め、大学院新領域創成科学研究科長賞を受賞しました。
2023年3月2日~3日
 小松幸生准教授が、科学研究費補助金基盤研究B課題「船舶搭載可降水量センサーと静止気象衛星による海洋上水蒸気量微細構造推定手法の開発(代表:吉田聡 京都大学防災研究所准教授)」の令和4年度成果報告会に参加しました。
2023年2月18日
 新領域創成科学研究科自然環境学専攻の進学相談会の一環として、研究室の進学相談会をオンラインで開催しました。
2023年2月9日
 小松幸生准教授が、水産庁補助事業「大型クラゲ国際共同調査」の令和4年度成果報告会および事業評価会議に外部専門委員として参加しました。
2023年2月5日~7日
 東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センターの共同利用研究「うねりが風波の発達と海洋表層乱流の生成に与える影響の実態解明 (代表:小松幸生)」の一環として、修士課程1年のゴン含遠さんと小松幸生准教授が、岩手県大槌湾内に高周波超音波流速計の係留を行いました(写真はこちら)。
2023年1月30日
 大学院修士課程2年の富田博隆さんが、令和4年度新領域創成科学研究科自然環境学専攻の修士論文研究発表会において、「大気海洋間の水蒸気フラックスに黒潮が与える影響」の題目で発表を行いました。
2022年12月12日~16日
 シカゴで開催されたアメリカ地球物理学連合2022年秋季大会において、博士課程3年の王業浩さんがDependency of microplastic horizontal distributionon the size and density of particles accumulated on the seafloor in OtsuchiBay, Japanの演題で口頭発表を行いました。