2012年度 水産海洋学会創立50周年記念大会

期日  2012年11月15日(木)〜 18日(日)
会場  東京大学伊藤国際学術研究センター(東京都文京区本郷7丁目3-1)

2012年度 水産海洋学会創立50周年記念大会のお知らせ

1962年に水産海洋研究会として発足した水産海洋学会は,2012年に50周年の記念の年を迎えました.そこで,今年の研究発表大会を創立50周年記念大会と位置付けて,それと並行して50周年記念事業を執り行うことになりました.記念事業は,シンポジウム,アーカイブズ,功績者表彰,出版,PICESセッションから構成され,シンポジウム,アーカイブズ,功績者表彰は,創立50周年記念大会の開催期間中に実施致します.

大会参加・研究発表などは,電子メールにて受付けます.参加申込は後述の必要事項を記載のうえ,jsfo2012@←この範囲は省略して下さい→aori.u-tokyo.ac.jp にお送り下さい.講演要旨は受付番号を受信後にメールでお送り下さい.皆様の御参加をお待ち申し上げます.

I. 日程

期日:2012年11月15日(木),16日(金),17日(土),18日(日)

スケジュール(発表申込数によって若干の変更があり得ます):

11月15日(木)
12:00– 受付開始
創立50 周年記念展示「水産海洋アーカイブズ」,機器展示開始
13:00–18:00 シンポジウム「未来のために−地域が抱える課題の検証−」
18:00–20:00 ナイトセッション「若手研究者の未来のために−研究環境の充実−」
11月16日(金)
09:00–12:00 シンポジウム「未来のために−地域が抱える課題の検証−」
ポスター展示開始(10:00–)
12:00–13:30 幹事会
13:30–14:30 ポスター立ち会い発表,国際誌委員会
14:30–18:00 口頭発表,ポスター展示,機器展示
11月17日(土)
09:00–12:00 口頭発表,ポスター展示,機器展示
12:00–13:00 ポスター立ち会い発表,学会賞受賞候補推薦委員会
13:00–16:30 口頭発表,ポスター展示,機器展示
16:30–18:00 功績者表彰,宇田賞受賞講演
18:10–20:10 水産海洋学会創立50 周年祝賀会
11月18日(日)
09:00–12:00 口頭発表
12:00–13:00 昼休み
13:00–15:00 口頭発表
15:00–15:15 若手優秀講演賞表彰

II. 会場

東京大学伊藤国際学術研究センター

〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目3-1  電話: 03-5841-0779

伊藤国際学術研究センターは,伊藤雅俊氏(セブン&アイ・ホールディングス名誉会長)ならびに伊藤伸子氏(同夫人)による東京大学への寄付により,社会と東京大学との関わりを深めるための社会連携および国際交流拠点として設立されました.グローバルな視野を持ったリーダー育成の施設,学究のための国際会議・種々学会の施設,レセプションやファカルティクラブの施設としての役割を担うことが期待されています.

香山壽夫東京大学名誉教授により設計された本センターは,本郷通りから東京大学へ向かう人に対して,キャンパスが最初に姿を現す場所にあります.「桜広場」を中心にすることでキャンパスの貴重な緑地を回復し,街に向かって開かれた知的な出会いの場となります.この広場の下には500人収容の講堂が配され,広場へ突き出した2 つのトップライトは講堂に自然光を取り込むとともに広場を照らす光の筒となります.メインビルの外観は,4階までレンガ積み,5階を金属板による屋根階として表現しています.外観を分節することで,キャンパスの基調をなす内田ゴシック様式のスケールに合わせています.

会場へのアクセス

詳細は以下を参照下さい.
http://www.u-tokyo.ac.jp/ext01/iirc/index.html

III. 次第

1. 記念シンポジウム

創立50周年記念シンポジウム「未来のために−地域が抱える課題の検証−」
水産海洋学会が得意としてきた漁業現場と密接に接しながら水試,水研,大学の研究者が横に連携してボトムアップで問題提起ができる研究スタイルの継承を目指し,水産海洋学会として解決すべき課題の方向性を示すシンポジウムを開催します.

2. 研究発表

従来の大会と同じ要領で研究発表会を実施しますが,発表数が多い場合はポスター発表の数を増やすことで対応します.

3. 水産海洋アーカイブズ

水産海洋学の歴史において重要であった研究課題や歴史的な水産海洋イベントを取り上げて,その研究に中心的に携わった研究者の活動のようすがわかる試資料(ノート,書簡,原稿,研究観測機器,書籍,標本など)を展示するとともに,研究の経過や成果の概要をポスター展示することで,水産海洋学の歴史を飛び石的に振り返り,今後の研究展開の試料とする企画です.次のような諸課題を取り上げる予定です.

(1) 水産海洋学の黎明(宇田道隆)
(2) 卵稚仔調査と資源変動研究(中井甚二郎)
(3) 漁場形成と漁海況予報(木村喜之助)
(4) 北洋研究とサケマス漁業(辻田時美)
(5) レジームシフトと資源変動(川崎 健)
(6) 水産資源と海洋環境(平野敏行)
(7) 異常冷水と定線調査(鈴木秀彌)
(8) 赤潮と内湾環境(岡市友利)
(9) 親潮と黒潮(川合英夫)

4. 功績者表彰

水産海洋学会の創立と発展に貢献のあった数十名の会員の功績を表彰します.

5. 祝賀会

創立50周年を記念して祝賀会を開催します.会場は研究発表と同じ伊藤国際学術研究センターの多目的スペースです.

6. 若手優秀講演賞

2013年4月1日の時点に40才未満の会員による口頭・ポスター発表について,内容と提示・説明方法に優れた講演を数件選んで大会最終日午後に学会長が表彰します.

IV. 参加申込

1. 参加・発表申込・要旨作成要領

講演者として発表できるのは,口頭またはポスター発表いずれか1題に限ります.申込は下記必要事項をメールでお送り下さい. 要旨原稿ひな形は, 以下のページ
(http://lmr.aori.u-tokyo.ac.jp/feog2012/abstract_sample.doc)からダウンロードできますので御利用下さい.なお,講演要旨ファイルは受付番号を受信後にメールでお送り下さい.送付先は,jsfo2012@←この範囲は省略して下さい→aori.u-tokyo.ac.jp です.

必要事項:
メール本文に下記の項目を明記の上,jsfo2012@←この範囲は省略して下さい→aori.u-tokyo.ac.jp までお送り下さい.件名は「参加申込(氏名)」でお願いします.受付確認後,事務局から受付番号を返信します.その後,参加費等の払込をお願いします.

a. 氏名(ふりがな):
b. 所属:
c. 連絡先メールアドレス:
d. 電話番号・ファックス番号:
e. 発表の有無:
(発表ありの場合,以下のe1〜e5 も御記載下さい.)
e1. 希望する発表形態(口頭発表/ポスター/どちらでも):
e2. 演題:
e3. 著者名(所属略記, 講演者名の前に○):
e4. 発表希望セッション:
(海況,漁況,卵稚仔,プランクトン,魚類,沖合資源,沿岸資源,その他)
e5. 若手優秀講演賞(2013年4月1日時点で40才未満の会員)(応募する/しない):
f. 祝賀会(参加/不参加):

2. 締切

大会参加・発表申込: 9月28日(金) 17:00
これ以降の参加申込や当日参加も可能ですが,参加費は割高となります.
講演要旨原稿提出:10月19日(金)

3. 参加費等

参加費(要旨集代を含む.要旨集は大会受付にて配布します)
事前申込(9月28日(金)まで,参加費払込締切は10月19日(金)):
            一般会員4,000円,一般非会員5,000円,学生2,000円
それ以降(当日申込を含む)は, 一般会員5,000円,一般非会員6,000円,学生3,000円

4. 祝賀会費

事前申込(9月28日(金)まで,祝賀会費払込締切は10月19日(金)):
            一般5,000円, 学生3,000円
それ以降(当日申込を含む)は, 一般6,000円, 学生4,000円
祝賀会の参加申込は当日(11月17日)13:00 まで受け付けます.

5. 要旨集だけを購入する場合

一冊につき,会員1,000円,非会員1,500円,送料500円
シンポジウムは一般公開です.シンポジウムのみ参加の場合には,参加費は不要です.

事前申込の場合,参加費の入金方法は「郵便払込」に限ります.口座番号は「00190-9-457340」;名義は「水産海洋学会50 周年記念大会実行委員会」です.「払込取扱票」が,水産海洋研究76巻3号(2012年8月号)に同封されていますので,御利用下さい.払込手数料は,御自身で御負担下さい.

* 本学会員ではない発表申込者は,学会ウェブサイトを通じて,至急,入会申込と会費の納入を行って下さい.入会を申し込んだ時点ではまだ会員ではありませんが,参加費等は会員価格でお支払い下さい(払込取扱票の通信欄に「入会手続き中」と書いておいて下さい).

V. 発表形式(シンポジウムを除く)

※シンポジウムでの講演者の発表形式は,コンビーナーから直接御連絡いたします.
以下は,シンポジウム以外の発表形式です.

1 . 講演者(演者)

本会会員に限ります.共著者は本会会員でなくても構いません.

2 . 発表形式

口頭あるいはポスターです.どちらの形式で発表するかについては演者の希望を尊重しますが,
会場とプログラム編成の都合により,御希望に添えない場合がありますことを御了解下さい.

3 . 口頭発表

a.発表時間は,質疑応答を含めて1 題につき12 15 分です.
b.使用機器は液晶プロジェクターとします. 講演では講演者御自身にパソコンを操作していただきます.
・PowerPoint(最新版,または最新版で作成したファイルを表示できるもの)をインストー ルしたパソコン(WindowsおよびMac)は大会実行委員会で用意します.
・PowerPoint のアニメーション機能,動画機能などは正常に表示できない可能性があり ますので注意して下さい.
c.口頭発表のファイルをUSB メモリーまたはCD で持参して下さい.
・ファイルは,あらかじめ御自身でウイルスチェックをお願いします.
・ファイルは可能な限り「軽く」して下さい.
・その場で動作確認後,メディアはお返しします.
d.口頭発表のファイルは,可能な限り次の時刻までに発表会場の受付に持参して下さい.
11月16日午後の発表: 11月16日12:30 まで
11月17日午前の発表: 11月16日17:00 まで
11月17日午後の発表: 11月17日12:00 まで
11月18日午前の発表: 11月17日17:00 まで
11月18日午後の発表: 11月18日12:00 まで
e.ファイル名:「氏名(漢字あるいは外国の方はアルファベット)」とします.
(水産海洋研究8月号では「名字」とお知らせしましたが、プログラム編成作業の都合上、氏名をファイル名に使用していただくよう、お願い致します。)
f.プログラムは,水産海洋研究76 巻4 号(2012 年11 月号)および大会ウェブサイトに掲載します.

4. ポスター発表

a.A0 サイズ(841mm×1189mm)が貼付可能な縦型パネル(と画鋲など)を用意します.
b.貼付:ポスターの貼り付けは11月16日(金) 10:00 から可能です.
c.立会説明:
11月16日(金) 13:30-14:30, 17日(土) 12:00-13:00 の間は,立会説明をお願いします.
d.撤収:11月17日(土) 16:30 までに各自で撤収して下さい.
これ以降に残されたポスターは,実行委員会で処分します.

VI. 宿泊および周辺案内

宿泊は各自で御手配下さい.

大会実行委員会(東京大学 大気海洋研究所)

<大会委員長> 渡邊良朗 <機器展示担当> 小松輝久
<実行委員長> 木村伸吾 <会場・発表担当> 小松幸生
<事務局長・会計> 平松一彦     <申込・プログラム担当> 伊藤幸彦
  <祝賀会担当> 北川貴士

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本大会に関するお問い合わせ等は,以下までお願いいたします.
事務局長(平松)宛 電話: 04-7136-6251,または,大会事務局用アドレス: jsfo2012jimu@aori.u-tokyo.ac.jp